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品質社内報 なすびの花 2025年8月
目次
2024年度総括:品質保証推進室長コメント
今年度も終わりを迎えます。
最近よく、トランプ米大統領の高関税政策のお話が問題になっており、当社のお客様も 含め、国内の企業にも、相当大きな影響が出てくると予想されます。
景気も後退していくのであろうと危惧をして おり、今後大きく変動していくと思われます。
当社におきましても、新社屋に移り、この 8月で、早くも1年と半年が過ぎました。
時の流れるのが非常に早く感じます。
新規案件の生産も増え、仕事の内容も従来とは年々変化しており、社内の体制も変化に対応しながら、業務にあたって もらっていることと思います。
しかしながら、会社全体の成長を 考えると、更に体制の強化が必要であると感じております。
7月には、ISOの品質と環境の 外部監査が実施されました。
この監査においても、来期の課題と して感じたのは、『初心に立ち返る』ということです。
2点の指導がありましたが、どちらも 途中で目的が不明確になってしまい、 本来の手順を見失っていました。
日々のルーティーン作業の中で、なぜこの手順なのか、なぜこのひと手間を かけているのか、といったことに思い 至ることが本当に大事です。
今年度は、革新的な技術などを基に、急成長を目指すスタートアップ会社様対応の仕事が 増えており、引き続き、設計から部品調達、 製造といった一連の業務の中で、予期して いない不具合等が懸念されます。
納期、価格も重要ではありますが、やはり なすびの花でも毎回取り上げている『品質』が最優先であると再認識をしている次第です。
来期にかけても、新たな仕事が入ってくると思いますが、『品質』を最優先に考え、仕事に取り組んでいってもらえたらと思って おります。
最後に、来期は今年度以上に忙しくなると 思います。
最近の気候変動による異常もあるので、健康にも気を配り、社員全員で力を合わせ、まい進していきましょう。
今年度の振り返り
今年度も、色々な出来事がありました。
ありがたいことに、お客様のご来訪も多く、新しい仕事も増え、そして、少々のトラブルもあり、ひとつひとつを丁寧に乗り越えて、年度末を迎えたように思います。
昨年11月には、
● 経営資源を活かし、優位性、新規性などを備えたものづくりに取り組み、良好な管理により成果を上げている
● 業績が安定し、経営成績が良好である
● 「社会的規範を遵守していること」といった功績が認められ、
『京都中小企業優良企業』
としてものづくり部門での表彰も受けました。
さて年度末、各部署においても、今年度を総括し、次年度の目標設定と必要な準備をする時期です。
今月発表された、社長方針に従って、目標設定し、計画を立案しましょう。
また、繁忙期に差し掛かり、時間に追われる 毎日ですが、チーム体制の見直しを行い、役割分担を明確にするなど、改善の機会でもあります。
年度末のこの時期を大切にし、次年度の成長に繋げましょう。
2024年度 ISO品質環境の監査の結果
ISO品質環境監査が、7月24日25日に 実施されました。
品質保証推進室長の総括にもありました 通り、事務局に、2点の指導内容がありました。
ついつい事務局の中でのみ完結してしまうことも あり、『全体での共有』が確実に行えていなかったという点も、反省点となっています。
初心に立ち返り、基本に忠実
にPDCAを 回していくことが大切ですね。
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