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2025/10/24

【コストダウン事例】海外・国内の最適調達で実現した、産業機器のVA/VE提案

株式会社イーエル・オカモトは、部品調達力を活かしたVA/VE(価値分析/価値工学)により、お客様の製品コストダウンを支援しています。ここでは、具体的な事例をいくつかご紹介します。

アルミ切削部品 製品単価の3割削減!

あるお客様は、高精度な測定機器に多くのアルミ切削部品を使用していました。その結果、製品全体のコストが非常に高くなっていました。部品の多くは複雑な加工を必要とせず、外観の要求も低かったため、海外生産に切り替えることを提案。これにより、製品単価の3割削減を実現しました。

カスタムケーブル : EOL&小ロット対応

お客様が国内商社から大量に購入していたHDMIケーブルが、生産中止(EOL)になるという課題に直面していました。そこで、生産性を考慮したカスタム長のケーブルを提案し、さらに少量ロットでの供給が可能な海外工場と連携。通常500本ロット程度の少量でも対応してくれる協力工場を見つけることで、価格を抑えながら安定した供給を継続しました。

海外製代替カメラモジュールの提案

お客様が当初選定されていたカメラモジュールは非常に高価で、製品の目標単価を大幅に上回っていました。弊社はお客様と連携しながら、海外製の代替カメラモジュールを提案。サンプルを取り寄せて評価していただいた結果、量産に採用され、コストダウンに貢献しました。

海外製 代替スマホスタンドの提案

お客様の製品に付属するスマホスタンドのコストダウン事例です。この製品はあくまで付属品であり、デザイン性よりも実用性が求められていました。そこで、サプライヤーを国内メーカーから海外メーカーに変更することを提案。品質を維持しながら、コストダウンを実現しました。

海外メーカーIC : メーカーからの直接購買に変更

 お客様が設計段階で選定していた海外製ICについて、国内での流通が悪い為、納期が長くコストが高い問題を抱えていました。この海外メーカーのICは商社を介さずに海外メーカーと直接取引を行うことで、調達コストの大幅な削減と納期短縮に成功しました。

特殊コネクタ : 代替コネクタの提案

量産品に使用されていた特殊コネクタがEOLになった際、生産の遅延を避ける必要がありました。早い段階で国内商社と密に連携し、代替品を迅速に提案。お客様の生産を滞りなく継続させることに成功しました。


 株式会社イーエル・オカモトは、お客様の製品に最適な調達方法を国内外から選択することで、コスト削減と安定供給の両立を目指しています。部品調達に関するお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

株式会社イーエル・オカモト

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