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2025/10/21

開発担当者必見!試作から小ロット生産をスムーズに立ち上げる秘訣とは?

「試作まではできたが、量産に移行できない」「図面や仕様書が整っていなくて工場に頼めない」――そんな声を、私たちは多くのスタートアップ企業や研究開発部門のお客様から聞いてきました。

 製品開発の初期段階、特に試作から小ロット生産への移行には、スピード・柔軟性・技術対応力が求められます。しかし、社内に十分なリソースがなかったり、製造知識が不足していたりすることで、スムーズな立ち上げが困難になることも珍しくありません。

今回は、試作から小ロット生産を円滑に進めるために必要な準備と、株式会社イーエル・オカモト(以下、EL)の支援体制について詳しくご紹介します。


試作を始めるにあたって用意してほしいデータとは?

製造現場に依頼する際に、以下のような情報・データがあると、開発から試作への移行が非常にスムーズになります。

✅ 回路図・プリント基板データ(例:ガーバーデータ、部品配置図など)

→ 電子機器の土台となる基板設計情報。部品の配置やパターン設計が含まれ、正確な製造に不可欠。

✅ 部品表(BOM:Bill of Materials)

→ 使用される部品のリスト。品番、数量、メーカー情報などを含みます。

✅ 筐体や外装の2D・3D CAD図面(DXF,STEP, IGESなど)

→ ケースやパネル、取付け構造を示す図面。筐体設計が未確定でも寸法や制約条件があれば対応可。

✅ その他:ファームウェア仕様書、電源要件、動作条件メモなど

これらの資料が整っていれば、依頼先の製造業者とのコミュニケーションが円滑になり、無駄なやりとりや設計修正を減らすことができます。


とはいえ…試作にすべて用意するのは困難

実際には、起業直後のスタートアップや研究開発部門のお客様には、上記のデータすべてを自社だけで揃えるのは難しいことがほとんどです。

  • 設計は外注に頼っており、基板データが不足している
  • 仕様書がメモレベルしか存在しない
  • 機構部品の【図面】ではなく、【データ】しかない
  • PCBA(プリント基板Assy)のBOMはあるが完成品に必要な組み立て部品まで含んだBOMがない

このような場合、単なる「ものづくりの外注先」では対応ができず、設計と製造の間をつなぐ伴走型パートナーの存在が不可欠になります。


ELオカモトは「一緒に立ち上げる」製造パートナーです

ELオカモトは、試作開発・小ロット製造において、スタートアップや新規事業担当者に寄り添いながら、必要な情報を一緒に整えていくことができます。

✅ 設計支援から対応可能

  • 回路設計~プリント基板設計まで社内対応

  • 仕様書が未完成でも、要件ヒアリングからドキュメント化をサポート

特に、仕様が曖昧な段階でも、試作段階に必要な情報をヒアリングし、「つくれる形」へ整えていく支援を行います。

✅ 調達と製造を熟知したBOM支援

  • 国内外300社以上の調達ネットワーク
  • 廃番リスクや代替提案も含めたBOM改善
  • 1個からでも対応可能な柔軟性

部品が入手困難な状況でも、最適な代替品提案や生産可能な構成へのアドバイスも実施。調達と製造を融合したBOMの見直し提案が可能です。

✅ ワンストップ製造で短納期対応

  • 国内工場で基板実装(外部)、組立、検査、梱包まで対応
  • 小ロット・多品種に特化した生産体制
  • 手ハンダ技術による特殊部品実装・リワーク対応

「1人開発チーム」のように、一緒に進めていける

弊社の開発・製造チームは、まるで「あなた専属の技術チーム」のように、開発段階から立ち上げ・量産へと並走します。

  • 「まだ検討段階だけど、試作費用や仕様を相談したい」

  • 「量産化を見据えて、今の仕様でいいのかアドバイスがほしい」

といった声にも丁寧に対応。スタートアップ特有のスピードと不確実性にも対応できるフットワークの軽さが、多くの企業から評価されています。


まとめ:

「データが揃っていないから依頼できない」「製造業者はハードルが高い」
そんなお悩みも是非弊社にお聞かせください。


  図面や仕様書の作成支援、製造の提案まで、 試作から小ロット生産をスムーズに立ち上げる全工程をお手伝いいたします。。

スタートアップや新製品開発に携わるあなたにとって、信頼できるパートナーがいることは大きな安心になるはずです。


株式会社イーエル・オカモト

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