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2025/10/31

その部品大丈夫?電子部品のEOL(生産中止)に備える代替品提案の重要性

 

弊社では、EMS(電子機器受託製造サービス)やODM/OEM製造として、こうしたリスクを未然に防ぎ、お客様のビジネスを守るためのEOL対応策を積極的に提供しています。

イーエル・オカモトが提供するEOL対応のメリット

EOL情報の早期キャッチと共有

 弊社は日頃からEMS事業の中で電子部品の調達(部品調達代行)を行っており、多数の商社や部品メーカーと密接に連携しています。この調達ネットワークを活かし、部品のEOL情報をいち早く入手しています。EOL情報が入り次第、すぐにお客様にご報告することで、代替品の検討や生産計画の見直しを早い段階でスタートすることで、受託製造している製品の安定した生産を心がけています。

最適な代替品の提案

 EOLが判明した部品に対して、私たちは単なる同等品ではなく、機能、コスト、供給安定性を考慮した最適な代替品を提案します。複数の商社やメーカーと相談し、市場に流通している部品の中から最も適したものを探し出します。場合によっては、新たなサプライヤーを開拓することもいとわず、お客様の製品に最適な選択肢を提供します。

設計変更まで含めた対応

 代替品の提案だけでは解決できない場合もあります。例えば、代替品のパッケージやピン配置が異なる場合、PCBのアートワーク変更など、設計そのものの見直しが必要になります。弊社は、設計変更も含めてトータルで対応します。設計から試作、量産までを一貫してサポートできるEMS(電子機器受託製造サービス)としての強みを最大限に活かし、お客様の負担を最小限に抑えながらスムーズな移行を実現します。

事例:NEXPERIA製部品の代替提案<2025年11月追記>

 EOL(生産中止)ではありませんが、オランダの中国系半導体メーカーであるネクスペリアの出荷停止問題で、弊社で受託製造している製品にも大きな影響が出ています。弊社ではTI(テキサス・インスツルメンツ)社を代表とされる代替部品の紹介や、流通部品によるNEXPRERIA社の部品の緊急調達などで安定した製造ができるようにお客様と協議しながら対応します。

EOL対応を怠るとどうなるか

 弊社は、お客様が安心してビジネスに集中できるよう、常に先を見据えた調達と技術サポートを提供しています。EOLに関するお悩みや、長期的な部品調達計画についてご相談があれば、いつでもお気軽にお声がけください。

株式会社イーエル・オカモト

  • 国内・関西・京都のEMS(電子機器受託製造サービス)・OEM
  • 〒621-0021 京都府亀岡市曽我部町重利風ノ口18-4
  • TEL: 0771-20-9070
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